後天的に自閉症になった…のではなく、生まれたときから自閉症。
だから、赤ん坊のころからなにか「あれ?」と、思う症状が見られたり、ものごころつく前から、その行動があったりするわけで…。
発達障害OLシリーズのOLさんたちも、なんらかの症状が小さいころから見られた…と思われます。
そんな彼女たちが、もし、
成人してから診断が出た…としたら?
運動神経に支障がでる発達障害者の話しはよく聞きますね。
協調性運動障害で、脳と体の動きがマッチしないから…なのかもしれません。
自分でもなんとなく、自分の体をうまくつかえない…という感じですし…
自閉症は、
「社会性の障害」
「コミニケーションの障害」
「イマジネーションの障害」
この三つ組みがあることが、診断される決め手のひとつです。
(三つ組みに欠けても、診断される場合もあります)
「イマジネーションの障害」とは、
その「空気を読む」という行為も、イマジネーションがあるからこそできることで、
この「イマジネーションの障害」が、社会性・コミニケーションに支障をきたす原因です。
社会の中で行動するって、いかに脳の中で、いろんな推測が行われてできるものなのだと、…脳ってすごい!!
不用意な発言は、周囲の言動をよく聞いて、なるべく自分の発言をおさえることで軽減することが可能だと私は思います。 (私自身がそうです…。まったく無くすことは難しくても、減らすことはできます)
対人関係のハウツー本は山のように出てますし、自助会などの利用で同じ障害をもつ人たちのアドバイスを素直に受けることもいいかもしれません。
同じ障害特性をもつ人たちからの苦労譚は、健常者からの100のアドバイスよりもわかりやすいことでしょう。
それでも、できないことや、わからないことの方が多い世の中なんですけどね…。
自閉症・発達障害は 生まれつきの脳の機能障害ですから、
治すことは今の医学では無理なんですが、
障害とつきあって工夫して行くことで、軽減する。
現在はこんな方法ぐらいしかないのが現実ですね…。
「その 工夫していく が、わかんないんだー!!」
というのが、当事者たちの心の叫び…なんでしょうけども…(´Д⊂)