さて、伝票がないことで会社が騒ぎだしました。
ところで、あらためて言いますが、この話しはフィクションです。
架空の会社。架空の仕事です。
ですから、この話しに登場している「伝票」は、私の経験で「作業伝票」のことでして…。
こんな感じで、
受注先の名前。
仕事のタイトル。
納期。
が書いてあって、
営業に渡す伝票や、手元においておく伝票があって。
こんなイメージです。
で、
「D社の伝票」なんて呼んでいるけれど、実際仕事する上では、
そこの会社の通称だったり、作業上の呼び名があるかもしれません。
たとえば、作業の名前が「D社 ○○におけるコンプライアンス」だったりすると、略して「D コン」と呼んでるとか…。
↓となると、このシーンはこうなったりします。
「D社の伝票」だけでも、全然聞こえてないのに、
略称された「Dコン伝票」なんていわれたら、余計A子さんは、
聞こえていても、それがそうだとは繋がらなかったり!
自閉症は、脳のネットワーク障害なので、
その言葉と、この言葉が同じ意味。
…と、つながらない。
よって、省略された言葉が自分の手がけてる仕事の名称・略称だとは気づかない!!
これは、後に発覚したあとで、お局先輩に
「ええ?DコンやD伝がこの仕事の略称だってことぐらい最初に教えてなかった?
教えてなくても、この仕事は頻繁にあるんだから、周りから聞こえてくる情報でわかりそうなものじゃない!!」
と、怒ることになるのですが…。
そして!ついにお局先輩の知れるところとなりました。
それでもなお、ぜーんぜん気になっていない!
ある意味最強だ!A子さん!!