C奈さんは、経理課お局先輩から、仕事をまかされました。
まかされた仕事をやりとげ、自信につながる…というのは、
発達障害でなくとも嬉しいこと。ヾ(*^▽^*)ノ
今回、たくさんあれもこれもではなく、
A社とB社という決められた枠内の仕事で、
一切がっさいまかされました。
しかも、計算はC奈さんが得意としている仕事です。
得意としている仕事で、
その腕を見込んで仕事を任される…。
これは、やりがいがあって嬉しい。
しかも、得意としている仕事だから、やりとげることができる。
やりとげたものを、「さすが!」と、評価されるのはうれしい。
これは、誰でも同じですね。(´∀`*)
「まかされる喜び」 「責任をもつ」 「まっとうして自信をもつ」
これは、発達障害でなくても有効ですが、
発達障害にも、もちろん有効で、ただでさえ劣等感のかたまりのようなところがあるので、こうした自信をもつこと。責任を果たす事は、とても大事!
さて、仕事といえば、自分の得意分野だけ与えられるわけではありません。
苦手なことだって、もちろんたくさんあります。
そして、発達障害者は苦手なことだらけですよね。
…で、私はさんざんこのシリーズで、
お局先輩なら、全体を見つつ、ポイントをおさえて仕事することで、
上手に仕事をこなせることを描いてきましたが…。
こうした、ポイントをしぼることについて、
お局先輩からC奈さんへ伝授されたとします。
私自身も、仕事のポイントを教えていただいたときは、
「こうした的をしぼった方法を教えられることは、とてもありがたいわ!!」
と、思いました。
発達障害者は、そのポイント探しが苦手だから…。
自閉症者の視界はとてもせまい!
だけどれども、理解したことにより、
今までわからなかった、見えていなかったことが
「どうしてこれが今まで見えてなかったんだろう?」
と、思うぐらい ぐんと視界までもが広がるんですよ…。
えー?仕事の全部をこうして教えてほしいぐらい!!
と、思うでしょ?
でも、発達障害者のわからないことって、広範囲ですから…。
お局先輩たちも、訊かれなければA子さんやC奈さんが
何がわからないのか? も、わからないし、
もちろん、C奈さんたちも、自分たちがわからなくて出来なかったことに気づいてなかったりしますねえ…。